こちらの絵は色や形を重視し、画面の中で収まらずに枠の外までも広がっていくような構成にしました。
画材の特徴を研究しながら、色合いをのせて仕上げた作品です。
着彩をする時、私は波に乗るような感覚で色を選んでいきます。
アクリルの鮮やかなピンクも日本画の淡くてしっとりした桜色も、洋画で使うルミナスピンクもお気に入りの色です。
沢山ある種類の色には幅があり、描く画材によっても表現を変化させる事が出来ます。
私が絵を描いていて1番楽しいのは、自分で色味を調合出来てその色を扱う事です。
色調のバランスを考えたりそれぞれの色から受けるエモーションが面白くて、時間を忘れてしまうくらい没頭してしまいます。
「皆さんの好きな色はありますか?」
色のパワーは視覚的に強く影響を与えますので、相手からの印象も自分のご機嫌までも左右出来ますね。
色のエネルギーを味方にして、彩りある生活を…。