こちらは日本画の画材を使い初めて、最初に作品にした1枚です。
テーマは自由だったので何を描くか探していた時、気分転換に動物園へ行きました。
その時私の目に入ってきたのが、1匹の豹でした。
こんなにも感情をむき出しに吠える姿は、なんだか自分の押さえつけていた感情を映しだすかのようでした。
何度もスケッチをして豹のムーブメントと表情をつかんでいきました。生き物の目の表情はとても重要なポイントです。モノを観る眼を養い、心の眼で観る事…。
大学では洋画から日本画へ専攻を移行した事で、さらに絵画の精神性を追究していけた1枚です。